ビルトインガレージの防犯対策

建物内にあるガレージのことをビルトインガレージまたはインナーガレージといいます。ビルトインガレージのある家のことはガレージハウスといいます。

敷地内に車をそのまま停めておくよりも、壁や天井で囲われているガレージに車を停めた方が防犯性は高まりますが、安心はできません。ガレージに停めておいた車にいたずらをされた、盗難にあったというニュースは後を絶ちません。

大切な愛車を守るためには防犯対策をしっかり行っておくことが大切です。注文住宅を建ててから行える防犯対策もありますが、住宅を建てる段階から対策をしておくと安心できます。

では、どのような防犯対策ができるのでしょうか。

泥棒は侵入するのに時間がかかるような扉を嫌います。つまり、シャッターを開けにくくすればよいのです。そのために防犯性の高い鍵を取り付けることをおすすめします。防犯性の高い鍵がいくつも販売されているので、そういったものを取り付けておくとよいでしょう。

シャッターには自動式のものと手動式のものがあり、自動式の方が利便性が高いです。

人感センサーもおすすめです。人を感知してライトが灯ったり、音が出たりします。泥棒は光や音を嫌うので、容易に近づけなくなることでしょう。人感センサーは配線が必要なものと配線が不要なものがあります。配線が必要な場合は工事が必要なので、注文住宅の設計の際に取り付けておくことをおすすめします。

ガレージに窓や換気扇がある場合は、窓や換気扇から侵入されてしまう恐れがあります。窓の場合だと格子を取り付けると泥棒の侵入を防げます。換気扇はフードを取り付けておくと、泥棒は侵入しにくくなります。窓と換気扇はガレージ内の換気をするために重要なものなので、防犯対策のためといって窓や換気扇を設置しない、ということがないようにしましょう。

注文住宅を建てたばかりなのに盗難などにあってしまったら残念です。そうならないように、家を建てる前から防犯対策についてしっかりと考えておきましょう。