一般にマイホームでも注文住宅や建売住宅にしても、基本的には家や住居というのは団地住宅や集合住宅は別にしても、其の周りは何らかの形で地面や敷地に囲われています。 従って、マイホームのうちでも注文住宅をこれから敷地内に建てようとする時は、家の周囲のことや其の土地の環境によっても左右され、色んな要素が合わさって建築するのが一般的です。
特に、注文住宅というのは、費用に関してなどは土地のことは別にしても建物だけの予算面に目がいってしまいがちです。 実は我々が土地の上に住居が完成しても、住むことだけだったら出来なくはないが、広い意味で生活に最低限必要なのは家の周りのことも気にする必要がありますし、それなりの施工も必要になってきます。、
土地の周りにはフェンスも必要ですし、気の利いた人は庭造り、庭園や盆栽趣味の人もいるでしょうし、住居内以外にも物置や物入れも必要でしょう。 それに近年では車の置くスペースやガレージなども必要ですし、特に車のスペースは屋根のない置きっぱなしの状態も普通になっていますが、やはり風雨や夜露をしのげるせめて屋根付きのガレージなども必要になってきます。
このように家の周囲の環境を整えることを実は外構工事、又はエクステリアといい、それらの工事は無論、注文住宅の建築とは別に、改めて設計したり工事をしたりします。 これを英語で現したのが“エクステリア”とも言います。 エクステリアとは元来は、住宅の周囲の全ての事、即ち外溝全般のことでありましたが、現在では家や住居の内部の装飾と言われる「インテリア」に対する言葉としても使われ、やはり、見た目が綺麗で、美しく外回りを飾る事を意味します。
家の境目である門やフェンス、それにガレージ、テラスなどの建造物の他にも、周囲の生垣、植込みや花壇や庭造りにおけるガーデニングもエクステリアに含まれます。 即ち、マイホームの室内は勿論、外部も併せて如何に綺麗に整えて、生活するのに必要と思われる屋外の施設をどう作るか、これが「エクステリア」と言われるもので、比較的重要な事項になります。