ガレージは車の出し入れにしか使わないから、照明は何でもいい、照明なんていらないと思っていませんか。しかし、ガレージには照明は必要です。
照明をつけるとなると配線が必要になるので、注文住宅の設計のときから照明について考えておきましょう。
ここでは、照明の選び方やガレージに取り付ける照明の注意点について紹介をします。
●ガレージに照明が必要な理由
車にはライトが取り付けられているので、それを使えば視界を確保することはできます。しかし、車のライトでは一部分だけしか照らすことができないので、作業をする際には不便です。手元がよく見えなくて怪我をする心配などもあります。
ガレージを趣味の場所として使うなら照明は必要です。窓があって自然光を取り入れられる場合でも、雨や曇りの日は日中でも暗いし、夜中は灯りがないと手元が見えません。
こういった理由でガレージに照明が必要です。
●照明の選び方
照明を選ぶ際のポイントは明るさです。
ガレージ全体を照らすには広い範囲を照らせる明るい照明を選びましょう。車の乗り入れの際に障害物にぶつかってしまうといったことも、明るい照明があれば防げることでしょう。
くつろぎの空間にしたい場合は、暖色系の柔らかい明るさの照明がおすすめです。ガレージ全体を照らせる照明とは別に、間接照明を用意するのもよいでしょう。
照明の形には丸型、四角型、つりさげタイプなどさまざまなものがあります。どのようなイメージのガレージにしたいのかにあわせて、照明の形を選んでみてください。
●照明設置の注意点
おしゃれな空間を演出してくれるペンダントライトですが、天井高と車の高さに注意が必要です。つりさげるタイプの照明なので、車にぶつかってしまう恐れがあります。取り付ける場合は天井から車までの高さや設置場所に気をつけましょう。
ガレージ内だけでなく外にも照明があると安心できます。センサーライトがある人を感知して自動で灯り、防犯性を高めることができます。
注文住宅を建てる際にはこういったことに気をつけてみてください。