注文住宅でのガレージについて
一戸建ての注文住宅では、ガレージ付きの家づくりは理想です。やはり一家に一台は車を持ちたいものですし、地方では車がないと生活ができないところは多いです。自宅の敷地内に自家用車を置くことができれば安心ですし、重たい荷物を降ろすときにも、ガレージがあればストレスなく荷下ろしが可能になります。ガレージに関しては、予算をどのくらいかけられるかがポイントになります。
近年の治安などを考えると、ビルトインのガレージを作ることができれば申し分ないと感じるかもしれません。誰でも入れるところに車を置いておくと、いたずらをされたり、最悪盗まれるという心配をしなければならないからです。そしてビルトインにすれば、いわば家の中に車を駐車することになるので、車好きな人には、家の中から愛車をいつでも眺めることができること、また空気圧やオイルチェックなど、日常のメンテナンスも自宅内でできるので、メリットは大きいです。そして雨風を凌ぐことができるため、車は汚れにくいし外は雨でも、車のワックスがけができたりします。ちょっとしたプライベート空間として趣味を楽しむこともできるかもしれません。
とても魅力的なビルトインガレージですが、もちろんデメリットもあります。車を家の中に入れるということは、エンジンをかける時も切るときも、家の中に排気ガスが入ってしまうということです。とはいえ電気自動車の場合であればこれは問題ありません。むしろその場合にはこうしたタイプの方が最適でしょう。さらに、自動車駐車スペースを取ることで、レイアウトが難しくなりやすいこと、また建設費用が高くなること、場合によっては構造上耐久性にやや不安が残るかもしれないといった点があります。シャッターを閉めていることが多いため、部屋が暗くなりやすいという点もあります。
注文住宅でのビルトインガレージはとってもお洒落で、車好きの人、プライベート性を重視したい人、セキュリティという面でのメリットは大きいです。真剣に考えてみましょう。