注文住宅を建てる際に、車を置く場所として敷地内に駐車場を確保したいと考える人が多いです。
しかしそれにはそれなりの土地の広さが必要となってきます。地方で、ある程度の広い土地を確保出来る場合であれば、居宅とは別にガレージを建築して確保することは出来るでしょう。
ところが広い土地の確保が困難な都市部で家を建てる場合には、ビルトインのガレージハウスにすることで様々な利点を得ることが可能です。
ちなみにビルトインのガレージハウスとは、1階部分といった建物の1部を車庫にすることにより住宅と車庫が一体となった建物を示す言葉となっています。
まず利点として大きいのが、駐車場コストを軽減する効果が期待可能なことです。
都市部で注文住宅を建てた場合、敷地内に駐車場が確保出来ずに、近所の駐車場を借りる羽目になるケースは珍しくありません。そうなると毎月、駐車場代を支払う羽目になる上に、家族で複数の車を所有するとなると毎月の駐車場代がかなり高額化するので厄介です。
ガレージハウスにしておけば、そういった駐車場代を支払い続けずに済みます。愛車を安心して保管出来るというのも、ガレージハウスの利点として大きいです。というのも外部で駐車場を借りた場合、野晒しの状態で駐車しておくケースがほとんどだったりします。
ガレージハウスであれば屋根や壁、シャッター付きの場所に車を駐車しておくことが可能です。雨風にさらされることで大切な愛車を劣化させずに済む点は、非常に魅力的と言えます。同時に外に駐車していると、悪意のある人にいたずらされたり嫌がらせを受けて車を傷付けられたり、故意に汚される危険があるものです。
ですがガレージハウスならば、そういった悪意ある人物の魔の手からも逃れることが出来ます。更に自宅と直結しているので、車を便利に利用する事が可能な点も外せません。
雨の日でも、自宅からそのまま車庫に行って濡れずに車に乗り込んで出掛ける事が可能です。逆に買い物等で帰宅した時も、雨に濡れずに買い物した荷物を下ろして家の中に運び込むことが出来ます。この様に家から車庫、車庫から家へと直にアクセス出来るので、小さな子供や高齢者がいる家庭は、車の乗り降りがかなり楽になります。
こうした面々から、ガレージハウスはオススメできると言えるでしょう。