ガレージのカーポート選び
注文住宅で一戸建ての家づくりの場合には、ガレージスペースを作り、マイカーを駐車したいに違いありません。そして雨ざらしだとワックスが落ちやすいし、水垢も付きやすい、車内にも靴についた汚れを入れやすくし、長い期間維持するのであれば紫外線による劣化も気になります。夏などは、炎天下にさらされると車内が熱くなって、エアコンが効き始めるまで暑くて大変です。それを防ぐ効果があるのがカーポートであり、車を中心にした生活をする場合にはやはり設置したいと思うのは自然なことです。
カーポートに関しては、片流れで2つの柱のみで支えるタイプ、四隅に柱を立てて設置するもの、また駐車の後ろ側にのみ2つの支柱を立てることで、車庫入れの時に柱を気にせず駐車ができるタイプがあります。駐車場がどのような形状になっているのか、隣りの家との関係、前の公共の道路、そして駐車台数などを考慮しなければなりません。
意外とミスしやすいのはサイズ間違いです。自分の車とカーポートサイズが合っていなくて、十分にカバーされない、また開口が狭すぎた、少しだけ隣の家の境界線を越えてしまった、屋根部分が道路に出てしまったなどです。カーポットはジャストサイズが理想なので、絶対に間違いがないように入念なチェックが必要です。業者に頼む場合には、カーポート設置の実績が十分でこの分野に詳しい専門の業者に選ぶようにしましょう。
車庫入れがしにくくなるカーポートもあまりお勧めできません。うっかり自分でその柱にぶつけてしまうことや、毎回慎重に入れるのはストレスになります。ある程度の余裕をもって車庫入れができるようなカーポートを選びたいものです。雪が降るエリアに設置する場合には、雪の重みでカーポートが壊れてしまうことがないように、耐久性のあるものを選ぶようにしましょう。
注文住宅でのガレージ、特にカーポートがマイカーサイズに違和感なく収まっていると気持ちが良いものです。ベストなカーポート選びをしましょう。